暮らし・マナーJLPT N3

お中元とお歳暮

感謝を品物で伝えるお中元とお歳暮。贈る時期や相場、お礼の仕方を読む N3 レベルの読み物。

本文(日本語)

日本には、お世話になっている人に感謝の気持ちを品物で伝える「お中元」と「お歳暮」という習慣があります。会社の取引先や、親せき、子どものころの先生など、贈る相手はさまざまです。お中元は夏、おもに七月の初めから十五日ごろに、お歳暮は年末、十二月の初めから二十五日ごろに贈られることが多いです。ただし、贈る時期は地域によって少し違うので、相手の住んでいる場所に合わせると安心です。

お中元は一年の前半の感謝を、お歳暮はその一年全体の感謝を表すと言われています。そのため、両方を贈る場合は、お歳暮のほうを少しだけ高い品物にする人もいるようです。中身としては、ジュースやお菓子、ハムなど、もらった人が使いやすい食べ物や飲み物がよく選ばれます。値段が高すぎると相手に気をつかわせてしまうので、ふつうは三千円から五千円ほどのものが選ばれます。

こうした贈り物が届いたら、できるだけ早くお礼を伝えるのがよいとされています。電話やメールで「ありがとうございました」と知らせたうえで、後日あらためてお礼の手紙を出すと、より丁寧な印象になります。最近では、形式にこだわらず、本当に親しい人にだけ贈るという家庭も増えてきました。

理解度チェック

それぞれの質問に答えを選んで、確認してください。

問1お中元とお歳暮を贈る時期について、本文の内容と合っているものはどれですか。

問2本文によると、お歳暮のほうを少し高い品物にする人がいるのはなぜですか。

問3贈り物が届いたときのお礼の仕方として、本文に書かれているのはどれですか。

問4最近の変化として、本文に書かれているのはどれですか。

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